RF100mmマクロの写り・性能・使い勝手|花びらも葉の模様も、1.4倍で大きく楽しむ!

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMは、花や小物の細部を最大1.4倍で写せるマクロレンズ。F2.8の描写、ぼけを変えるSAコントロール、手持ちでの使い方、RF85mm F2やRF35mmとの違いを紹介します。
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目次
RF100mm F2.8 L MACRO IS USMは、小さな花や葉、小物の細部を大きく写したい人に向くマクロレンズです。最大撮影倍率は1.4倍。花びらの縁や葉に走る線へ近づき、普段見過ごしていた模様を写真に残せます。
花の中心や葉の模様を、画面いっぱいに写す
庭で咲く花を見つけたら、まず花全体を写し、次に中心や花びらの縁へ近づいてみましょう。同じ花でも、細かな模様を大きく入れると写真の印象が変わります。

撮影倍率1倍は、被写体を実物と同じ大きさでセンサーに写す等倍撮影のこと。1.4倍なら、さらに大きく写せます。フルサイズでは横幅約26mmの範囲を画面に収められるため、小さな葉の筋や、花の中心にあるおしべの形を切り取る楽しみがあります。
F2.8では、ピントを合わせた細部をはっきり見せ、前後を大きくぼかせます。花びらの重なりを広い範囲ではっきり見せたいならF5.6やF8へ絞り、残したい範囲にピントが合っているか確認しましょう。倍率を上げるほどピントの合う奥行きは浅くなります。
SAコントロールで、花のぼけ方を変えてみる
SAコントロールリングを回すと、ぼけの輪郭とピントを合わせた部分の柔らかさを変えられます。細部をくっきり写すときは中央の位置でロックして使いましょう。
柔らかな花の雰囲気を楽しむなら、リングをマイナス側へ少し回し、背景のぼけ方を見比べてみましょう。プラス側では背景のぼけに輪郭が出て、手前のぼけは柔らかくなります。どちら側へ動かしても、ピントを合わせた部分にも柔らかな描写が加わります。
細かな模様を写す写真と、全体を柔らかく見せる写真を撮り分けられるので、同じ花でも表現を変えて楽しめます。リングを動かした後は画面でピントと効果を確認し、好みの位置を選びましょう。
手持ちで寄りやすく、離れた景色にも使える100mm
最短撮影距離は撮像面から0.26m。最大1.4倍ではレンズの先端から被写体まで約8.6cmなので、花へ影を落とさない向きから構えましょう。
重さは約685g、長さは約148mm。左手でレンズの下を支え、右手でカメラを持つと構えやすくなります。レンズ内の手ブレ補正は、手持ちの近接撮影で起こる揺れを抑えてくれます。風で花が動くときは揺れが収まる瞬間を待ち、撮影後に狙った細部へピントが合っているか確認しましょう。
近接を続けるなら、ピントを探す距離を0.26-0.5mへ限定するスイッチを使えます。花を撮った後、離れた木や岩肌を切り取るときは0.5m以上へ切り替えましょう。フルサイズでは100mmの中望遠としても使え、少し離れた人物の表情を大きく写せます。
細部を大きく撮る100mm、人物も楽しむ85mm、街まで写す35mm
以下は、同じRFマウントのフルサイズ機で使う場合の比較です。
| レンズ | 焦点距離・開放F値 | 重さ | 最大撮影倍率 | 向く撮影 |
|---|---|---|---|---|
| RF100mm F2.8 L MACRO IS USM | 100mm・F2.8 | 約685g | 1.4倍 | 小さな花や小物の細部を大きく |
| RF85mm F2 MACRO IS STM | 85mm・F2 | 約500g | 0.5倍 | 人物の表情と花の細部 |
| RF35mm F1.8 MACRO IS STM | 35mm・F1.8 | 約305g | 0.5倍 | 街の景色と身近な小物 |
花や小物の細部を主役にし、ぼけの表現も変えて楽しむならRF100mmマクロを選びましょう。人物を撮りながら花にも寄りたいならRF85mm F2が合います。街の景色や食事も一緒に写し、軽く持ち歩くならRF35mm F1.8を選びましょう。
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